こんにちは。
保育・療育専門家のコノアス合同会社 代表 柏木です。
就学に向けて期待が高まる一方で、「本当にうちの子、小学校でやっていけるのかな?」と不安を抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。
特に、発語がないお子さんや、重度の障害をお持ちのお子さんの場合、環境の変化や新しい生活への適応に心配が尽きないことと思います。
私たちは、どんなお子さんも安心して就学を迎えられるよう、一人ひとりに合った丁寧なサポートを行っています。
お子さんの「できる」を増やし、笑顔で新しい一歩を踏み出せるように支援しています。
なぜ「小学校準備」が必要なの?

「就学前の1年」は、お子さんにとって心も体も大きく成長する節目です。
児童発達支援の視点から見ると、以下のような就学準備のポイントがあります:
- 集団行動への慣れ
- 自分の気持ちを伝える手段を身につける
- 基本的な生活習慣(トイレ、食事、着替えなど)の安定
- 感覚の過敏さ・鈍さへの支援
- 不安への対処法や自己調整の力
これらは「小学校での勉強の前」に身につけておきたい大切な力です。
「机に座って話を聞ける」「指示を理解して動ける」など、学校生活の土台となる力を育てることが、安心して学校生活をスタートする第一歩となります。
小学校準備プログラムの全体像

1. 朝の会・帰りの会で「時間の流れ」を体験
小学校のように、1日のスケジュールに沿って活動を行います。
- カードや絵を使った視覚的スケジュール
- 拍手や歌で始まる「朝の会」
- その日の活動をふりかえる「帰りの会」
2. 集団活動で「人との関わり」を育む
お友だちや大人と一緒に活動することで、社会性を身につけていきます。
- 手遊び・リズム遊び
- 絵本の読み聞かせ
- グループ制作・ごっこ遊び
3. 個別支援で「自立」に向けた力を伸ばす
お子さんの発達段階に合わせて、一人ひとりの課題に取り組みます。
- トイレトレーニング
- スプーン・フォーク・箸の使い方
- 靴や服の着脱練習
- 鞄の整理や持ち物の確認
プログラムの特徴

● 個別と集団のバランス
1日の中に「個別」と「集団」どちらの活動も取り入れます。
- 個別支援では、発達特性に合わせた丁寧なアプローチ
- 集団活動では、社会性や順番を待つ練習
● 保護者との連携を大切に
就学に向けた不安や疑問に寄り添い、家庭との連携を重視しています。
- 保護者面談や定期的な振り返り
- お便り帳での毎回のフィードバック
- 必要に応じて学校との情報共有や同行支援
● 学校との連携支援も可能
ご希望に応じて、就学先の先生方と直接連携を取ることができます。
- 学校見学の同行
- 就学相談のサポート
- 支援計画や支援機器の情報共有
発語がない・障害が重いお子さんへの配慮

発語がない、または重度の障害を持つお子さんにとって、小学校生活は大きな挑戦です。
そのため、当事業所では以下のようなきめ細かな支援を行っています。
- 絵カード・タブレット音声・スイッチなどを使った意思表示の練習
- 感覚過敏への配慮(音や光、触覚刺激の調整)
- スモールステップで集団活動に参加
- 絵や写真で理解しやすい支援ツールを準備
「ことばがない」=「伝えられない」ではありません。
お子さんの「伝えたい気持ち」に気づき、適した方法で表現できるよう支援します。
1年間のスケジュール(例)

| 月 | 内容 |
|---|---|
| 4月 | 新しい環境に慣れる/生活リズムの安定 |
| 5月 | 自分のことを伝える練習/簡単な集団活動 |
| 6月 | 小集団でのルール遊び/自己紹介ごっこ |
| 7月 | 視覚スケジュールの活用強化/夏祭りごっこ |
| 8月 | 個別課題の見直し/保護者面談 |
| 9月 | 就学先に向けた準備スタート/学校見学サポート |
| 10月 | 学校ごっこ遊び/支援機器の導入検討 |
| 11月 | 学校との情報共有/支援計画の確認 |
| 12月 | 交流イベント/保護者交流会 |
| 1月 | 通学シミュレーション/お弁当練習 |
| 2月 | 卒業イベント準備/「できたこと」の振り返り |
| 3月 | 卒業式ごっこ/就学前面談 |
この1年間の積み重ねが、お子さんにとって「安心して挑戦できる力」になります。
ご家庭でできる「就学準備」のヒント

- 毎朝同じ時間に起きてみる
- 通学路を一緒に歩いてみる
- 持ち物を自分で準備してみる
- 「ありがとう」「おはよう」など、挨拶の練習をする
家庭での小さな積み重ねが、学校生活の安心につながります。事業所でも、家庭で実践できる工夫を一緒に考えています。
保護者の声

最初は不安ばかりでしたが、ここでの1年で子どもが大きく成長しました。特に視覚スケジュールは家でも役立っています。
(6歳・男の子の保護者)
発語がない娘ですが、タブレットを使って『トイレ行きたい』『イヤ』を伝えられるようになって、本当に嬉しいです。
(5歳・女の子の保護者)
学校見学にスタッフさんが同行してくれて心強かったです。先生方とも連携してくれたので、入学後も安心して任せられました。
(6歳・男の子の保護者)
よくある質問(FAQ)

- 発語がない子でもプログラムに参加できますか?
-
もちろんです。お子さんのコミュニケーション手段に合わせて、AAC(絵カード、タブレット、スイッチなど)を活用しながら支援しています。
- 重度の知的障害がある場合も受け入れてもらえますか?
-
はい、可能です。医療的ケア児や重度の障害を持つお子さんも多数通われています。個別支援計画に基づき、専門スタッフがサポートします。
- 通っていないと小学校で困りますか?
-
絶対ではありませんが、事前に環境へ慣れる練習をしておくことで、不安が減り、安心して通学できる可能性が高まります。
小学校はゴールではなく、スタートライン

就学は、子どもにとって「未来への第一歩」です。
私たちは、その一歩が不安ではなく「楽しみ」になるように、チーム一丸となって支援しています。
「うちの子、大丈夫かな…?」と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。
お子さんとご家族が安心して新しい日々を迎えられるよう、私たちが一緒に伴走します。
はぐちるの森は、こどもたちの明日を考えるブログ
子どもたちの発達をゆっくり支援していく施設「はぐちるランド」を運営しています。
はぐちるランドは、子供たち一人ひとりがこれからの未来を楽しくのびのびと生活できるよう援助、療育を行う施設です。
また、児童発達支援施設の開設・運営をトータルサポート
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